教授

安藤あんどう香織かおり

Kaori Ando

リサーチマップ

主に、1)文化による人間関係の違いを考える、2)環境配慮行動の規定因を探るという研究をしています。1)については、日本を含む東洋の文化圏と、西洋の文化圏ではどのような点が異なるのか、集団主義とはどのようなことを指すのか、などを調べています。2)では、どのようにすれば環境配慮行動を取る人が増えるのか、という観点から調べています。

 安藤香織研究室HP:

http://ando.sakura.ne.jp/

ResearchGate

専門領域:社会心理学・文化心理学・環境社会心理学

大塚おおつか ひろし

Hiroshi Otsuka

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法律を使うことによって、社会をより良い方向へみちびくことはできるのかどうかという問題について研究しています。裁判はトラブル解決のためのものというイメージが強いと思いますが、実際には、同時に重要な社会改革のツールとしても使われています。たとえば、一票の格差をめぐるいわゆる定数訴訟や、非嫡出子の相続分をめぐる訴訟など、裁判が制度改革のテコになっている事例にはどのような特徴があるのかを考えています。

専門領域:法学・法社会学・消費者法

鈴木すずき 則子のりこ

Noriko Suzuki

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江戸から明治・大正期の日本の生活文化史を、医療や衛生、美容といった人の身体に関わる問題を通して研究しています。たとえば、結核やハンセン病のような感染症患者に対する社会の対応の歴史的変遷や、化粧・ダイエットが普及する背景にある衛生環境の変化について、医学書・文学作品・浮世絵・女性雑誌・新聞など、多様な史料から分析しています。

専門領域:日本近世史・医療社会史・女性史

林田はやしだ 敏子としこ

Toshiko Hayashida

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両大戦期のイギリスを中心に、ジェンダーとセクシュアリティをめぐる問題について研究しています。大戦中、軍隊や警察といった「男の世界」に足を踏み入れた女性たちはどのような自己意識をもち、また、そうした女性たちを社会はどのように受けとめたのでしょうか。戦争という社会変動がジェンダーをめぐる規範や価値観に与えた影響を、軍や警察の公文書から手記や日記に至るまで、さまざまな史料の分析を通して考えています。

専門領域:西洋史学・イギリス近現代史・ジェンダー史

山崎やまさき 明子あきこ

Akiko Yamasaki

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私たちの日常生活にはイメージがあふれています。テレビや映画、マンガや写真、アート、看板、建築、街並み、そして風景まで、視覚イメージは人の手で作られたり切り取られることで、その意味を伝えたり感動を与えたりしています。視覚文化研究は、こうしたイメージが社会に果たす役割を学び、その意味を読み解く学問です。

専門領域:視覚文化論、視覚表象とジェンダー、イメージの生成と社会システム

野田のだ たかし

(特任教授)

Takashi Noda

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生活シーンに多様に存在するリスクを文化現象として(それをリスク扱いするのは誰?文化でしょ)捉えて解明する、というのが私の研究室の表カンバンです。ウソに寛大で失敗が許されないという文化では、リスクはとれないでしょう。

専門領域:災害社会学・組織社会学・社会的危機管理論

准教授

青木あおき美紗みさ

Misa Aoki

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私たちの食生活が豊かになるにつれて、生産者と消費者の距離が大きくなってきました。その結果、食の安全性や偽装など様々な問題が生じています。一方で、このような問題を起こさないような活動も多様な形で行われています。そういった活動がどのように取り組まれているのかについて日本やアジアを対象に研究しています。

専門領域:食料・農業経済学、協同組合論

安橋あんばし正人まさひと

Masahito Ambashi

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経済学の需要・供給の理論やデータ分析のツールを学ぶことで、経済や社会の仕組みを論理的に説明することができます。現実の企業の経営戦略や政府の経済政策を設計・評価する上でも、経済学は有益です。私はこの経済学を使って、企業や研究機関のイノベーションやアントレプレナーの経済発展における役割を研究しています。また、理論的分析にとどまらず、日本やアセアンの現場にも出向いて研究や政策提言に取り組んでいます

専門領域:企業・労働の経済学、イノベーション、アントレプレナーシップ、日本とアセアンの産業開発

澤田さわだ 佳世かよ

Kayo Sawada

リサーチマップ

社会現象としての人口と家族の変動、少子高齢化とグローバル化がすすむ再生産領域(生殖と再生産労働)の諸相を、社会調査の方法とジェンダーという分析概念を用いながら、生活の現場で実証的に探究しています。

専門領域:人口学・家族社会学・国際社会学・ジェンダー研究

生活文化図書室

高岡たかおか暁子あきこ

Akiko Takaoka

教員が出版したテキスト

生活文化学コース教員の共同執筆で、「ジェンダーで問い直す暮らしと文化」(敬文舎、2019年)という本を出版しています。

「自立して生きる」「関係性のなかで生きる」「生活文化学の方法と教育」の3部からなり、現実社会の問題を生活文化学がどのように批判し、乗り越えていこうとしているかを示しています。  生活文化学コースの教員がどのような研究をしているか関心のある方、読んでみませんか。